遺品継承から整理の時代へ
規模に大小、嬉し悲しがあるとしても、遺品は誰もが親族から受け継ぐものです。
1つ屋根の下に大家族が暮らした時代は、家屋から生活用品に及ぶ有形の遺品を、私たちは「整理」するのではなく、「継承」するというイメージが強く、社会でも大きく取り上げられることはありませんでした。しかし、核家族が基本の現代は事情が大きく違います。遺品は整理の対象となり、同時に親や祖父母から、遺産への対応について学ぶ機会もなくなりました。
遺品を整理しなければならない理由を挙げればたくさんあります。
重複するために不要になる、世代によってモノの価値観が異なる、あるいは住宅事情で保管場所がない…
しかし、いざ遺品整理しようと思うと「何もわからない」のが多くの人の実情です。
そして残念なことに、その弱みにつけ込み、法外な料金を請求する悪徳業者も存在しています。
このサイトでは、まず遺品を放置すればどうなってしまうのか? つまり、遺品整理の必要性からお話をはじめ、「無理と無駄のないスマートな遺品整理」=「最小限の予算で行えるプラン」の進め方をレクチャーしています。
家財道具を処分するのですから、どうやっても経費はかかります。
しかし同じ経費をかけるなら、本来かけるべきところにお金が廻るようにしたいものです。
遺品整理の専門家としての経験上、遺品整理の失敗例を幾度も見てきました。
このサイトにお越しいただいたお客様には、あとからほぞを噛むような事態になってほしくはありません。
斜め読みで結構ですので、皆様がこれから行う遺品整理のご参考にして頂けましたら幸いです。