遺品整理と仏壇処分/横浜
2016年02月11日
遺品整理で、ごみとして処分するには少しためらってしまう物がお仏壇と云われます。その為、御仏壇はどう処理してよいかお困りになる方が数多くいらっしゃいます。持家でご親族様が相続される場合は別として、賃貸の返却時に大仏壇があった時などは、特にお困りになられるケースが多いようです。
また、お仏壇を受け継ぐ場合でも大きな仏壇は、残念ながらスペースが限られる横浜など都心のマンションには置く場所がとれず、お洗濯をされ引き続き使われる方は少なく、小さな仏壇にお買い替えをされると言うお客様が多いようです。そのため遺品整理時に、ご一緒にお仏壇の処分のご依頼を多数受け付けてきました。
お焚上げご供養とは
仏事的には思いが込められたもの、魂が宿るとされているものに、これまでの礼を尽くし、浄化によって、天界へ還す意味があると云われます。仏壇につきましては、宗教上の考え方や接し方があるとは思いますが、普通に考えればやはりご先祖様のお家です。
また、家族が感謝の気持ちを込め、手を合わせてきた仏寺が御仏壇ですので、処分されるときには、ご供養をご希望される方が多くなります。
仏壇の処分について
このようなこともあって、今回のお客様は御仏壇のご供養をご希望でした。もちろんご供養やお焚上げ行事は、宗教上の行事となりますので、我々遺品整理士といえどもお焚上げ行事を行うことが出来ません。その為、御仏壇のご供養は10年来のお付き合いのある寺院にお願いしております。
私共は、お客様に変わってご供養のお手伝いをさせていただきます。御仏壇のお焚上げをお受けする場合、横浜よろずカンパニーでは、お気持ちの宿るものとの考えから、基本一般の家財とは別途に、仏具等もパッキングを行い、お仏壇自身にもキズがつかないよう丁寧に養生を行ってから寺院まで運搬致します。
ご住職による仏壇供養と費用
まず、お客様からお預かり致しましたお仏壇は、個別に寺院のご供養所に直接お運び致します。スタッフがお客様に代行して記帳いたします。お客様よりお預かりしている志納料金を納め、ご住職によるその場でのご供養が実地されます。
ご供養終了後、志納証をいただき、お客様までお届け致します。横浜よろずカンパニーでは、個別供養をお約束いたします。お寺さんにお納めになられる料金につきましては、こちらの仏具・人形の供養のページを参考にしてください。
合同供養を行わない理由
合同供養名目で業者が集めた仏壇などを葬儀会社が「多くは読経などをせずに処分した」とニュースになって問題が発覚したのは、おくりびとという映画が話題になった時期と重なり葬儀業界に不信感が高まりました。
私共遺品整理業界でも、合同供養の名目で御仏壇をあづかり志納証もださない業者もいるようです。これでは本当に供養が行なわれているのか確かめるすべもありません。
後々わだかまりを残さないためにもお客様からお預かりする仏壇等に関わるものは、個別でご供養されることが安心できる最善の方法であるとお分かり頂けたかと思います。
ご供養頂けるもの
仏壇・位牌・仏像・数珠・仏具・写真・アルバム・等
また、その他にも趣味の物等をはじめとした、故人の方が残された思いのあるもの等がございましたら、なんなりとご相談ください。
ありがとうございました。