遺品整理 横須賀
2016年01月13日
湘南国際村を下り海に突き当たると、右は葉山、左は横須賀です。
横浜横須賀道路で伺う東側の横須賀と、逗葉新道から伺う西側の横須賀は趣が少し異なります。
隣は葉山森戸海岸、そして逗子の材木座となり湘南つづきのリゾート地と言った風情が漂います。
このような相模湾と東京湾に挟まれた国防の地横須賀は、よろずカンパニーが10年数年にわたり、神奈川県内で行ってきた遺品整理の中でも、頻繁にご用命を頂戴する愛着のある地域でもあります。
近々では、2015年11月07日のブログ「横須賀での遺品整理」でご紹介させて頂いている通り、地形は山がちの為駐車スペースの確保も困難な家屋が殆どで、その分、記憶にものこり遺品整理業を生業としている私達にとっては、とてもやりがいのある地域ともなります。
横須賀の遺品整理は駐車スペース確保が重要
さて、今回のご用命はわけあって空家にしてあった家屋の遺品整理です。
お客様のお住いは千葉県と遠方にあります。山がちな土地に建てられた家屋も3階建てと大きく、それに伴うご遺品の物量も多いため2日に渡っての遺品整理の予定をたてさせて頂きました。
その為、お見積もり時に鍵をお預かりしての作業です。
このような地域に建つ家屋は、地形を利用して建てられていれる場合が多く、道路幅も狭く駐車スペースには苦労が伴います。
まずは、お見積もり時にご近隣への挨拶と家屋下に止めさせていただくお願いを済ませます。
引越し、しかりですが整理にかかる時間を短縮するためにはできるだけ現場近くの駐車が望まれます。
このようなケースでは、整理車輌を入れ替えながら整理を進めます。
遺品整理を始める前の養生
よろずカンパニーは、遺品整理業界のなかで当初から家屋の養生(キズ避け作業)を徹底して行ってきました。
遺品整理という言葉が生まれてまだ15年しか経過していません。
幸いなことに弊社は以前より引越しのスキルを持ち合わせていたため当初より養生作業は無理なく行えました。
遺品整理とは人がお住まいになられたままで片付け作業を行うわけですので引越し以上に家屋を痛めてしまう確率が高い作業です。
このため養生を行わない業者が家にキズを付けてしまうトラブルが多発しているようです。
よろずカンパニーでは、家全体の養生を行うため軽トラック1台は養生部材持込に使用し家屋をキズから守ります。
遺品整理とリサイクル
循環型社会のなかで遺品を整理するということは全てを捨て去ることではありません。
また逆に全てを売却することも出来ません。私達遺品整理士は、残されたご遺品を処分するものと買い取れるものにまず査定を行います。
美術品や骨董品はもとよりですが、液晶テレビ等は大型になればなるほど高額買取が可能です。
しかし昔、数十万円もした、大理石のテーブルなどにマーケットはありません。
このように人気のある物無い物は時代の流れとともに世相が反映していくものなのです。
私共はこのようにして残されたご遺品を現場で分別整理していきます。
遺品整理には吊り下ろし等軽作業が伴うケースもある
家屋解体のケースでは、家を壊してしまうわけですので養生を必要としない場合もあります。
しかし通常の遺品整理現場は、家屋は残すケースが殆ど。売却、清掃、リフォーム等を施しそのままお使いになられるわけですのでキズを付けるわけにはいきません。
そのため大きな家財が2階3階などにあった場合は、慎重に吊り下げ作業等を行っての搬出作業が必要とされます。時には二連梯子などを駆使しての作業となります。
半地下倉庫等の整理
横須賀に限らずですが、土地の形状を利用して建てられた建物は雛壇下に物置を建てられたり、家の下のスペースを利用して物置としているケースも多く、このような人目につきにくい場所には、かなりの物量の不用品が残されている場合が多いようです。
このような不用品を最短の時間で効率よく搬出していきます。このように遺品整理は、その場その場で、臨機応変な対応が必要とされるやりがいのある仕事でもあります。
特に横須賀市の遺品整理のご事情は、山がちな丘陵地帯で、坂の上からの小運搬での搬出作業や広い家屋からの物量搬出など、共通点が多い現場でもあります。
その為、参考として横須賀の遺品整理事情につきましては、こちらでも詳しくご紹介しています。
ありがとうござました。