親の家の遺品整理/横浜
2015年11月27日
遺品整理のご用命は月を問わずですが、年末近くから立て込んできます。特に昨年の12月はマックスでした。
その理由は、どうも月別の死亡率に有るようです。冬場に死亡数が上がることはよく聞くことですが、これほど差があるとは驚きです。道理で12月から春先までのご用命が多いのも頷けます。
また、この死亡率と、血液の比重の高さは正比例しているそうです。寒くなると血が濃くなるからなのでしょうか?
皆様も冬場の健康管理にはお気を配りください。
さて、幼少期から生活をおくり、悲喜交交の思い出が残されている場所が、親の家と言えるでしょう。
子どもたちは家を出て、マンション等に別途生活基盤を作られた場合、親の家に戻ることは、今ではまずありません。
ご両親が入院入所またご逝去された場合は、否応なしに親の家のお片付けの必要に迫られます。
それが賃貸物件で有るならば、ご返却の都合もでてくるため、早めの整理が必要となることでしょう。
今回は、横浜に建つ古い団地の遺品整理を賜りました。
まず、現場事例をご紹介する前に、行うべきことをお纏めしました。
親の家の遺品整理を業者に依頼する前にすること
始めに、行政上の手続きや、現場で行うことは、このサイトのトップページから詳細事項はご説明していますので、お時間が取れれば参考にしてください。
それでは、そのご案内から最小限に行わなければならない事柄を当サイト内「遺品整理のお役だちメニュー」から抜粋してご紹介します。
ご家族のご逝去という突然我が見に降りかかってきた事態が起きた時でも、「遺品整理の必要性」に記しているように行政上の手続きをおこなへば、とりあえず一段落がつくことでしょう。
そして次に、現実問題として解決しなければならない事項が、お住いであった家屋の整理です。所謂、財産価値の殆ど無い家財物を処分する「遺品整理」ですね。
ここで、前回のブログに書きましたように、大切なことは感傷的になればなるほど現実逃避に陥りやすく、経済的にも精神的肉体的にもダメージを受け疲弊してしまうことは、幾度も垣間見てきました。
しかしながら、人として感傷は避けられません。そこでその前に行ってほしい事項をご案内します。
具体的には3つに集約される
- 遺品整理を行う代表者が、相続者全員に家財の整理をする旨の連絡を入れ、現場で今後どのように現状復帰を行うか話し合い大まかな合意をとる。
- 話し合いがついた時点で、お住まいをそのままの状態にしておき、必要な物だけ見つけ出してダンボールなどに纏めておく。必要品のリストは「実地までの段取り」を参考にしてください。
- そこで、この遺品整理が自分たちでできる範疇にあるのか?遺品整理専門業者に依頼するべきか判断する。
なんだ、そんなことはわかっている・・とお思いでしょうが、いざ初めて見ると・・・
- 始めから、軍手・マスク・ビニール袋を用意して、全ての分別を自分達ではじめたが無駄に時間ばかりが過ぎてしまう・・・
- 新しい大型家電など価値のある物を、無償で他人にあげてしまい、価値の無い衣類や家財だけが残って遺品整理費の削減ができなくなってしまう・・・
- 後から、つまらない事柄で、親族間で揉め事が起きる・・・
何事も、優先順位と段取りが大切です。わかっていてもなかなか思い道理にならないことも多いかと存じますが、このブログが困ったときの一助になれば幸いです。
親の家が団地の場合の遺品整理
さて親の家が、団地やマンションの場合、出入り口のサイズは限られますので、大型の家具は解体撤去が必要となります。横浜よろずカンパニーでは、床には、養生マットを敷き詰めキズから家屋を守ります。
今は、お持ちもの方も少なくなった茶系の家具類は、車一台分が搬出されることもあります。残念ながらマーケットはありません、このタンスはリサイクルされていきます。
不用なダンボールや細々したものは分別パッキングして、ブルーボックスにいれ時短作業で運び出しを行ないます。
また、フロアーにはアオベニを敷き詰め汚れ防止策を行ないます。
さて、団地の遺品整理で大切なことは、原状回復のレベルです。
エアコンはもちろんの事、取外し撤去が必要なことは、一般の賃貸マンションやアパートと変わりませんが、古い団地の原状回復は、給湯器や換気扇など全ての家財を撤去しなければなりません。
要するに、風呂釜ひとつ残してはいけないわけです。後付で修繕が入っているケースでは、風呂おけを搬出するためドアーの取外し作業が必要となることもありますが、そのような作業もすべてお任せ頂けます。
今回は、古い団地にお住まいであられた、親御様の家の遺品整理作業を行わせて頂きましたが、外付けのエレベーターが新たに設置されていた為、作業がより時短で行われたことは言うまでもありません。
まだまだ、古い団地にエレベーターがない物件も数多く残されていますが、横浜よろずカンパニーでは、階段搬出作業も独自の作業方法で行うことが可能で、通常の遺品整理でしたら1日で作業を終わらせることができます。
それが当然、低価格な料金にも反映されます。
ありがとうございました。