マンションの遺品整理/横浜
2015年11月04日
マンションの空き家率は、戸建ての2倍とか・・。10数年後には恐ろしいことに40%を超えるとも予想されているそうです。
地元横浜や川崎で遺品整理を生業としている我々業者は、遺品整理後のマンションを、どうするかでお悩みになられている様を日々見てきています。立地条件が凄く良い地域は兎も角、駅から離れた場所に建てられたマンションの場合は、リフォームして貸すにも借り手がつくのか?元は取れるのか?賃借人と問題がおこらないか?等など、考えれば考えるほど結論が出なくなるようです。
このような情報は津津浦浦まで知れ渡ってきたようで、最近は、このような理由から、かなり安くとも思い切って売却される方が増えてきているようです。
マンションは、まだどのようにするかは決まっていなくとも、まず残された遺品を整理しないことには、なにも始まらないわけです。整理が終われば一段落し、売るにしても、住むにしても、貸すにしても、考えるゆとりが生まれるからです。
私共にご依頼頂く半数のお客様が、このような状況下で遺品整理を行っています。現実問題として自分が育ったマンションならなおさらでしょう。不動産とは親族間の打ち合わせもあり、そう簡単に結論が出せないものなのです
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マンションの遺品整理の流れについて
業者様にもよるでしょうが、よろずカンパニーでは、2~3LDKクラスのマンションの場合、物量が極端に多くなければ、簡易清掃を含めた遺品整理作業を1日で終わらすことができます。
その為、今回の遺品整理には2トントラックを4台、分別や養生を持ち込むため軽トラックを2台で遺品整理作業に当たります。
まず始めに、室内の養生(キズ避け作業)を行ないます。よく引越し屋さんが行っているやつですね。
現場の遺品整理作業は、引越し作業とちがって、人が今まで生活していたままの状況で、遺品の分別や運び出し等の作業を行うわけですから引越以上に建物にキズが付きやすくなるからです。
たとえばタンスや冷蔵庫等単品の不用品の回収でしたら、その物自体をクッションパッドで包み注意して運び出せば良いのですが、このサイズのマンションの場合でしたら遺品整理をするために6~8人の人員が必要となってきます。大人数うが、入れ替わり立ち替わり出入りするわけですから、養生は完璧に行わなければならない理由がお分かりいただけると思います。
この段取りができていれば、あとは現場監督が的確な指示を出し、目を行き渡らせれば遺品整理作業がスムースに行えます。
古い家具はリサイクルされる
このような遺品として残された古いタンスには我々も苦慮するものです。日本製の昔の婚礼家具はシッカリとできてまだまだ使えるからです。しかしまだまだ使えても、今は使う方がいらっしゃらない・・。
一時期海外リユースが行われましたが、やはりコストが合わず消滅した模様。そのためこのタンスはリサイクルされパーチクルウッドとなり再生建材として使われる模様です。家具を潰して安価な組み立て家具となって生まれ変わるのでしょうか。
新しい家電製品は買取致します。
大型の冷蔵庫などは、部材を外し運びやすくします。このように古いものは別として、新しい冷蔵庫は買い取らせていただきます。
よく遺品整理するにあたってまだ新しい家電があった場合、自分のうちにはあるし、どうしようか迷ってご近隣に差し上げてしまう方もいらっしゃいますが、できれば売ってお金に変え遺品整理費用に当てることも考慮してみてください。
物にもよりますが相場の3~4割り程度の買取価格をご提示します。たとえば5万で売れるものなら2万円ということです。この価格は皆様がリサイクルショップで売る価格と同等ということです。もちろん今はネットオークションも一般の方でも参加できますので、ご自分で売られるのが一番でしょうが、大きな物は運搬費が合いませんし、後々のトラブルも考えればプロにお任せ頂く事が良いでしょう。
簡易清掃を行ない一環の遺品整理は終了します。ハウスクリーニングやミニ引越もお受け致します。
遺品整理作業は、このように進められ、殆どの遺品は現場で分別が行われます。
全ての遺品が整理された後、簡易清掃を行ない遺品整理作業は終了します。
簡易清掃とは、掃除機がけまでとなります。また、また別途、ハウスクリーニングも行っていますし、形見分け品の運搬も同時にご用命頂けます。
また、遺品整理の必要な方は、トップページより詳しくご案内しております。
特に、お役だちメニューは、初めて遺品整理をされる方には参考になると思います。
ありがとうございました。