老人ホームと遺品整理/横浜
2015年07月05日
梅雨、遺品整理業者にとって憂鬱な季節でもあります。
その理由は、運搬に携わった方ならご理解いただけましょうが、雨が本降りの場合は物品が濡れてしまいますし、雨中の台車運搬は視界も悪く滑りますし、より気を使うものです。
さらに、遺品整理という業務は、引越作業と違ってダンボール詰めされた物のみを運搬するのではなく、つい最近まで、その場で生活されていたままの状態から、分別仕分けを行ない、同時進行で搬出運搬を行うわけです。
ゆえに、室内を汚さないために私達自信が清潔な服装でなければならないのが原則ですので、自身がずぶ濡れになるわけにはいかないのです。
大きな現場しかりですが、雨の場合このような小さ現場でも、屋外作業と室内作業の人員をわけて作業が必要になります。
そうすると多少効率が落ちるからです。
さて、昨今の老人ホームの遺品整理についてですが、まず、ホームに入る際、台車も清潔を求められます。
こちらのホームでは除菌スプレーを台車に噴霧する指示がありました。
入所者への細菌感染を防ぐためだそうです。
各ホームよって決まりは様々でホーム付帯の台車のみしか使えないケースもあります。
民間マンションなどは、管理人が非協力的で非常に苦労する場合もあるのですが、老人ホームのような施設の場合は、どちらも非常に協力的で仕事はやりやすいですね。
このホームは、冷蔵庫や洗濯機もベッドも持込タイプ。
今回は、年式が新しく無料回収が出来ました。老人ホームにはまずございませんが大型のタイプは買取対象となります。
さて、こまごました家財を整理パッキングして運び出し簡易清掃を終え、3時間ほどで遺品整理作業は終了します。
ワンルームの老人ホームの遺品整理は、残された遺品が多い場合でも2トントラック1杯で十分でしょう。
ただし、人は様々。ご高齢になられても多趣味の方は、家財のみならず、本や趣味の道具等がお部屋を埋め尽くしているケースもあります。
皆様も礼服はお持ちのように、お葬式は事あるごとに経験できるものです。
しかし、
遺品を整理するということは、そう度々経験することも少ない行事でしょう。
老人ホーム限らず、遺品整理を行うにあたって、なにをどうして良いのやら?戸惑い、退去間近になって慌てることもありがちです。
よろずカンパニーのホームページでは、「よく分かる遺品整理」 としてお役立ちメニューをご用意してあります。
ありがとうございました。