長屋の遺品整理/横浜
2016年06月12日
戦後、横浜や川崎でよく作られた家作は、今どきのアパートやマンションではなく二棟続きの長屋が一般的でした。平屋作りで真ん中の壁を共有しそれぞれの住居に玄関が付いているものですね。貸主と同じ敷地内に建てられたり、地主の方ですと空き地にいく棟も建てられたりしたものです。
昨今では、いく棟も集合している長屋の場合すべて取り壊しマンション等に代わるケースもしばしば目にします。しかし、敷地面積が狭いケースではそのまま借家として残さざる得ない事情もあるようです。
さて、今回はそんな長屋の遺品整理です。
遺品整理の二つのやり方
遺品整理の方法は、初めから遺品整理専門業者に任せてしまう場合と、ご自身達であらかじめ処分できるものを処分した後、大きな家財や家電製品などの整理を依頼するケース分かれます。
長屋といっても2間もあれば少ない少ないといってもそれ相応の家財道具はあるものです。特に昔の方がお住いの場合は、物を捨てることに罪悪感がある方も多く、全く使われていない日用品や家電製品など細々したものが多数ため込まれているからです。
これを初めての方が自分たちで行うにあたって注意してほしいことは、「無理をしないこと。」につきます。ちょっとした清掃でも時間がかかることはお分かりいただけると思いますが、遺品整理は、すべての住居内のものが不用品となっている場合が殆どです。その物用を分別処分することは、まず体力を必要とします。
また、それより大変な負担は、片付けるということは、写真や思い出の品を整理するマイナスの作業となりますので「心労」が重なることです。特に女性の方は無理をせず少しずつ行ってください。
たたし、長屋や家作などの賃貸のケースでは、返却に伴う家賃の問題も発生しますので時間的に間に合わないため、7~8割の方が、初めから遺品整理の専門業者に依頼するケースとなります。
今回の整理も、すべての作業を初めからお任せいただきました。
長屋の家財整理の手順
あいにくの雨のため、外の周りの土でドロドロにならないようブルーシートなどで簡易養生します。長屋の玄関回りからの通路はコンクリートなどがうたれていません。普通は土の上にとび石が敷かれている場合が多いため、雨の日には足元などの動線がドロドロにならないようにするため、ちょっとした手間ですが家財整理の作業をするにあたって要所要所の養生は欠かせない作業です。
次に作業車周りにカラーコーンなどを設置し安全を確保してから家財の分別と片付けを手際よく行っていきます。
最後に簡易清掃を行ったのち、お客様に残置物のご確認を頂き長屋の遺品整理は終了します。
2間程度の長屋の場合、家財の物量にもよりますがスタートからクローズまで4時間程度となります。
このような時短作業も、お客様に喜ばれるサービスの一環と心がけています。そのため人員手配などを的確に行うなどスピード整理の段取りを行っています。
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