遺品の片付け/横浜
2016年02月24日
今回は、横浜市に建つ団地の遺品の片付け作業を賜りました。ご子息様のお話では、親御さんは物を大切にする方だったため室内はかなりの量の生活用品で満たされ、さすがに自分たちでは片付け切れない遺品が残されているとのことです。
また、団地の遺品の片付けに我々遺品整理業者が呼ばれる理由は、全ての物を撤去して借りた時の状態に戻す、原状回復を行わなければ返却ができないためでもあります。
団地の遺品片付けの注意点
団地にお住まいになられた方ならご存知でしょうが、比較的新しい団地は、民間マンションのようにお風呂もユニット形式のバスが付帯設備と備わっていますが、築年数の経った団地は、風呂釜や給湯器をご自分で持ち込む方式であったため全て撤去しなければなりません。
エアコンの撤去は当たり前ですが、洗面台のミラーキャビネットや換気扇、網戸、カーテンレールなども処分対象となるケースが多くなりますので注意が必要です。
未使用の遺品の片付け
遺品のお片付けをしていますと、大切にしまい込まれた未使用の日用品の多いことに気付かされます。特におつかいもので頂いた物は、包装紙を取って化粧箱に入ったままの状態で、押し入れなどで忘れ去られてということが多いのです。
以前、未使用の漂白剤や除湿剤を何カートンもお片付けしたこともありました。今回はタワシが多量に・・・。シーツやバスタオル等の布製品は、数年しまい込まれていますと未使用な物でもシミが浮き上がってしまいます。
物を大切に思われる方が、もったいないとしまい込んで忘れてしまうという不条理は、皆様もご経験がお有りなのではないでしょうか?ご両親がご顕在でもったいないと仕舞いこむタイプでしたら、押し入れから未使用品をすべてだして使えるように入れ替えて上げることができるのでしたら、これも一つの親孝行かも知れません。
弊社横浜よろずカンパニーでは、このような未使用品も使えるものとリサイクルする物とに分別を行い、無駄のないリユース&リサイクルを心がけています。これも遺品の片付け費用をお客様に還元できるスキルのひとつと考えて要るためです。また、細かな物のリユース&リサイクルはコスト的に無理が生じるものですが、遺品整理士としての使命感から、できる限り遂行しています。
また、もちろんですが残されたご遺品の中で、リユース可能な、まだ買って間もないテレビや冷蔵庫等の遺品買取サービスも遺品の片付けと平行して行っています。査定は、お電話でも現場でもその場でご返答が可能ですのでご利用ください。
片付けられた遺品の重さと物量
この国で一般的な日常生活をおくられていますと、生活家財に何不自由なく生活できることはありがたいことです。
しかし、趣味の物は別として、使われなくなってしまった物に囲まれた生活は、逆にすこし不自由なようにも感じます。2LDK位のお住まいの場合、このように残された遺品の重さは、3トン位はあるものです。物量は20立法からとなります。もちろん物が多量にあったケースではさらに増えます。
我々遺品整理士はこのような期会に、これだけの物量がある遺品の片付けのお手伝いを行わせて頂き分別リサイクルを行っているわけですが、できることでしたら老前整理という形で一度生活環境をリセットして物の束縛を少なくして物心両面でリフレッシュすることもこれからは必要となってきていると感じています。
また、入院入所など急を要する生前整理につきましては、こちらの、生前整理のホームページでご紹介しています。
ありがとうございました。