家族部屋の遺品整理/横浜
2016年01月25日
今回の遺品整理は、故人のお部屋のお片付けです。
家族の一員がご逝去された場合、いつの日か思いに区切りをつけご遺品のお片付けを行う時期がやってくるものです。
一室の遺品整理のお手伝い
家族部屋の遺品整理では、事前にお客様が必要品の分別仕分けを行ったあと、不用品のみを処分するケースと、我々が仕分けのお手伝いを行いながら、平行して遺品処分のお手伝いを行うこと言う二つのパターンがあります。
今回は、細々とした物の物量が多いため、分別仕分け作業に我々遺品整理士をお使い頂くパターンです。まずお客様の指示で、要るものと要らない物の仕分けを我々が行います。
目ぼしい物をお客様にチェックして頂き処分するという流れですね。
さてこちらは、本棚を倒したものではありません。収納庫付き畳ユニットというものです。
この上に畳を載せて高床式畳みの上に座れますし、組み合わせを変更すれば畳ソファーとして使えるものです。
この収納ユニットは結構物がたっぷりはいるため、ご自身での整理と処分が困難な方もいらっしゃいます。
上から覗き込んで物を取り出す行為は、労力を要します。このように見た目より大変時間のかかる作業が収納庫のお片付けなのです。
此処の畳み収納庫だけでも1.5立法の物量の整理が必要とされます。
衣類などの整理
また、着道楽方でしたら、衣類の物量も半端な数では無いことがあります。
以前、姉妹の方の遺品整理を行った時のことですが、2階が全て衣裳部屋となっていて洋装和装バック・かばん帽子すべて合わせますと2トンボディ3台分の衣類を片付けさせて頂いたこともあります。
余談ですが、日本の食品の廃棄物は、年間1700万トン、空き家数820万戸、着ていない衣類も・・・と衣食住の近況から考えても日本がどれほど裕福な生活環境にあるのかと考えさせられます。
しかしよく出来たもので、このように不用になった衣類は途上国等の海外で再リユースされて行き無駄にはなりません。
金庫の整理
手提げ金庫なら自分で処分もできるでしょうが、さすがにこのクラスの耐火金庫ともなりますと、100キロ位の重量があります。数名の男手が無ければ移動さえ困難な場合もあります。
このため金庫の処分依頼は遺品整理時に数多く頂くご依頼なのです。
また、鍵の紛失で金庫が開けられずお困りのケースも多々あること。
そのような場合もお任せください。我々はガキ屋さんを紹介することも出来ますが時間と経費がかかります。そのため処分の場合は、その場で物理的に開放することが可能です。
お客様に開放にお立会い頂き、目の前で金庫を開放し、すぐに金庫の中身が確認できますので大変喜ばれています。
故人のご冥福をお祈り致します。
ありがとうございました。