遺品整理と生前整理/横浜
2016年01月17日
ご高齢になられて配偶者様とのお別れがあった場合、広いマンションにお一人で住まい続けることは、ご親族様にとっても心配の種は尽きません。
お一人の生活は、倒れたり病気になったときに誰にも気付いてもらえないので、孤独死も社会問題化されるようになりました。
その為、高齢化社会となった今は、一人暮らしの高齢者が住む場所は、幸いなことにたくさん用意されるようになってきました。
国が提供する一人で暮らす高齢者の為の施設もありますし、高齢者専用のマンションは、体が元気な高齢者の方や、干渉されることを嫌う人にとってマッチする住居と云われます。
一人で暮らすご高齢の方は、特別用が無ければ、誰かと話をしたり顔を合わせることが無いため、気分が落ち込みやすくなるそうです。
そのため、今の家族間の現状を考えれば、老人ホームまたは、ご自身にあった施設に入所されるために今住んでいる住居の生前整理のご依頼を賜ることが多くなっています。
このようなお片付けは、配偶者様のご遺品とご自身の生活用品が混ざっているわけですので、生前整理作業の前に、思いのあるものを含めて必要な物の分別が必要となります。
他人に取っては不用品と見えるものでも残された方には大切なお品であることも多々あります。
その為、遺品整理と生前整理を同時に行うケースはデリケートな作業が求められます。横浜よろずカンパニーでは、そのような事前の分別作業も行っています。
また、このような生前整理を、よりわかりやすくご案内している生前整理サイトはこちらからご覧頂けます。
マンションの入り口養生と室内養生
必要品の分別が終わって、生前整理作業へととりかかります。
まず始めに行う作業が、キズ避け作業です。遺品整理業界ではまだまだ普及が進んでいませんが、この作業が家財の整理を行うにあたっての最も重要な作業といえます。
不用品の一つや二つでさえ、運び出しに注意を怠ると建物に傷がついてしまいます。
ご想像頂けると思いますが、遺品整理および生前整理とは、殆どの場合は家の中の家財を全て搬出するわけですので、養生を施さなければ家の中は大なり小なり傷がついてしまいます。
しっかりした養生ができるかできないかは、家財整理業者を選ぶにあたって最も重要なポイントであることがお分かり頂けると思います。
生前整理は生活用品の細かな整理が必要
マンションの家財整理では、家の中の整理と平行してベランダの整理が必要とされます。
キッチン周りは、鍋釜食器類などを含めたシンクとテーブル周りの細々した生活用品のお片付けもテキパキと進めます。
しかしお台所回りのお片付けは汚れ物もあるため時間もかかり、タイトな作業でもあります。
また、侮れないのがベランダ整理です。
土入りのプランターや植木鉢なども集まればかなりの重量となります。
このような物も室内を汚さず整理していきます。
整理と簡易清掃
家屋内の全ての整理が終わった時点で掃き掃除及び掃除機がけまでの簡易清掃を行います。
最後に、横浜よろずカンパニーでは、全ての整理が終わった時点で、付帯設備のシンクの引き出しや収納スペースなどを、片付け忘れが無いかを、お客様が点検しやすいよう開放しています。
ちょっとしたことですがお客様に少しでも無駄な時間をとらせない為のサービスと考えているからです。
これも遺品整理、生前整理を12年に渡って行ってきて身についた知恵の一つでもあります。
ありがとうございました。