遺品整理リピート/横浜
2015年12月15日
一言に遺品整理と言っても、状況の違いによっていろいろな方法がとられています。
賃貸マンションや団地の場合は、無駄な家賃を払っていられないため否応なく即日での遺品整理を行うことが一般的ですが、持家を相続された場合の遺品整理は、考える時間的猶予があるため何度かに分けて行われるケースもあります。
持家の遺品整理はリピートで行われることも多い
今回のお客様は、ご自宅の庭木の伐採や草刈りのご用命を頂戴してからの長いお付き合いとなります。
よろずカンパニーは遺品整理を正業とする横浜の便利屋ですので、家屋にまつわる多種多様なお仕事を請け負うことが可能なため、一度、気に入って頂きますと長いお付き合いを頂戴することが多くなります。
ご自宅の不用品回収はもちろん、この高齢化社会ですので、ご自宅の遺品整理も以前に賜ったこともあります。
そして今回は、横浜の郊外にあるご実家の遺品整理です。
このご実家の遺品整理は、1年ほど前に1度粗方の不用品を処分させて頂きました。そして思いのある物や、ご自分の手で精査確認したい物など、残った遺品を時間を見ながら整理されてきたわけです。
持ち家の場合、経済的余裕があれば、このような方法が望ましいこともあります。なぜならば、やってみて初めて分かることではありますが、ご自身で行う遺品整理は、精神的にも肉体的にもかなりの負担がかかる作業でもあるからです。
持家の遺品整理を合理的に行うには
まず手始めに行うことは、貴重品や必要品の整理。
これが終わったあとに、ご自分達にとって必要な物を分別して、空きスペースなどに纏める等して、不用品との区分けをすれば、後の遺品整理がスムーズに行なえます。
くれぐれもやってはいけないことは、軍手・マスク・ゴミ袋を用意して、闇雲に遺品整理を始めることです(笑)。
なぜ、この行為が非効率かと申しますと、通常の戸建ての場合、残された家財は、30立米はあるものです。引越をなさった方ならお分かり頂けると思います。単身の引越は別として、ファミリータイプの引越は、引越前に家財の梱包サービスをご利用頂くケースが多いことでも分かる通り、日用品を含めた家財は想像以上にあるものです。
たとえば、この作業を1人で行うとすれば、何日たっても終わらない大変な作業となってしまうからです。
ご理解いただけましたように、必要品と不用品の区別さえ終われば、後はご自身で整理できる物と遺品整理業者に依頼するものが明確になります。
リピートの遺品整理は残置物と外回りの整理が主流となるケースが多い
さて、今回は2度目の遺品整理ですので、室内には軽トラック1杯分位のご遺品が点在しているだけです。
お話のように、粗方の大きな家財は、前回に殆ど処分が済んでいますので、動線養生(運び出し経路にマットを敷く)のみを行ないお庭に手際よく家財を纏められます。
そして、今回リピートの遺品整理でメインとなる作業は、お庭の整理です。物置きの解体や内容物の処分、また植木鉢屋プランター及び物干し台を撤去していきます。最後に残った物干し台の地中に埋め込まれたコンクリートを撤去して一連の遺品整理作業は終了しました。
この、郊外の住宅地に建つ家屋は、売却の予定とのお話です。後日お話を伺ったところ、近くに親御さんがお住まいのご子息様が購入されたとのことです。
郊外の住宅はなかなか売れにくい現状も有るのですが、親がお住まいの家の近くに自宅を構える方は結構いらっしゃいます。何事もタイミングですね。
ありがとうございました。