ヒートショックと特殊清掃/横浜
2025年01月18日
今日は大学入試共通テストの日ですね。東京でも大雪だった年があった記憶ですが、今年は穏やかに迎えられました。雪が降っていると、電車が遅延したり
歩くのも一苦労だったりと、試験会場にたどり着くことも大変ですよね。春に向けてひとふんばりです。
さて、今回のご依頼は特殊清掃と遺品整理です。
ご依頼主様はアパートのオーナー様で、住んでいらした方が亡くなられたので、特殊清掃をしてほしいとお電話いただきました。亡くなられて10日ほどで発見されたそうで、遺体の腐敗が進んでいたとおっしゃっていました。
予防策を
冬の孤独死に多い、ヒートショックという現象、ご存知の方も多いと思います。ヒートショックは家の中での温度差が原因で発生します。暖房をつけている部屋からつけていない浴室やトイレなどに移動した際、血圧が急上昇したり急降下したりします。血圧の上昇で心筋梗塞や不整脈、脳梗塞、脳出血などを引き起こし、また低下することでめまいやふらつき、意識を失ってしまうこともございます。温度差をなくすということが最大の予防策となりますので、お湯の温度を低めに設定したり、お風呂の蓋を開けておくことで浴室内をあたためておくなど、対策をしっかりすることをお勧めいたします。
まずはオゾンミストで消臭作業をいたします。腐敗が進んでしまうと強烈な臭いがしますので、オゾンミスト発生器を使ってしっかり消臭をしていきます。床にも体液が染み込んでしまっていたので交換となりました。
特殊清掃の後、遺品整理も行いました。そして最後にお部屋をご確認いただき完了となりました。
ありがとうございました。