遺品整理とは 持家/横浜
2015年07月26日
50代前後にもなりますと様々な悩み事が重なります。
特に住居をお持ちになっている方は、家という物について考えさせられる時期でもあります。
たとえば、持家の場合、親がお亡くなりなれば当然相続されるわけですが、相続税がかかります。親の物でさえ価値のある遺品や遺産は、ただでは受け継げないという現実に直面するわけです。
幾度もお話しているように、つい50.60年前までは、まず生活用品は、親から子へ受け継がれたものです。もちろん家屋も・・・。
■遺品として残された蔵書
ところが、各家族が進んだ今、子どもたちは家を出て別途の地域、もしくは交通の便の良いマンションや住宅地に生活基盤が移されている方が数多くいらっしゃいます。
そんな時、相続された住居は、高度成長期に建てられ駅からバスで到達できる昔の住宅地に多く、家屋も設備も全てリフォームが必要な状態となっています。ここに戻ってくる選択はなかなか難しくなります。
かと言って子供がいれば将来もしかして、そこをどうにかして住むかもという思いも生まれますし、売却となればかなりの安値でしか売れないという悲しい現実にも直面し思考停止におちいります。
家は、持っていればいたで、固定資産税は何年にも及ぶ訳で、無人でも持ち続ける限り発生しますので、馬鹿にならないどころか大変な金額に及んでしまいます。
さらに空家は、放置すれば屋根・外壁等の建材の劣化のスピードがあがりますし、庭木は隣にはみ出し、庭は草だらけで近隣から苦情がはいったり、背丈を超えると消防に通報が入りそこから連絡が来るケースもあります。
維持したら維持したで悩みはつきません。火災や家屋劣化の悩みとお金に追われる悩みですね・・・。
■家財解体が必要な遺品整理
そこで、持家の場合は賃貸と異なり、空き家になって数ヶ月から、1年位時間が経過した時点で、遺品整理のご依頼を頂戴することが多くなります。
ようするに、今後なにをするにも財産価値のつかない家財、すなわち遺品を整理して家を空にしてから後のことは対処しましょうということですね。
さて、平均的戸建ての遺品整理の場合、写真のようにトラック4~5台の遺品が発生します。量的には全て引越す量とほぼ同等ということです。
このような遺品整理についてですが、まずは蔵書・・・。
これは、なかなか捨てづらい物の一つでしょう。いずれは、読み返すかも・・誰かが読むかも・・・でも読み返しませんし誰も読みませんたぶん(笑)。押入れいっぱいに溜め込まれた本、幾つもの本棚にある本や冊子の重さは半端ございません。一軒から出る総量は有に500キロを超える場合もあります。紙類全部を合わせると1トンを超えるケースも・・。
■生活家電も遺品となる
ポットお釜コタツ等々、このような生活家電は、どこのご家庭にもご遺品として残されています。考えてみれば私達日本人はかなり裕福な生活を行ってきた結果とも言えるでしょうか。このような物も適切に仕分けを行なうことによりリユース・リサイクルの道をたどります。
■遺品として残った古いパソコン機器
時代はもの凄いスピードで動いています。高価であったパソコンも型落ちすれば、まだまだ使えるのではなく、全く使えない無用な遺品として残されます。
このように、十数年に渡り遺品整理に携わってきました、一人の遺品整理士としての意見は、使えるものはもったいないとしまいこまず、すぐ開封して使い、数年使わなかった物はリユース・リサイクルさせる事がベストな選択。私は、本は読んだらほばすぐに処分します。厚かましいアドバイスかもしれませんが、人が創りだしたものは使ってこそ価値が生まれるわけです。
■後付のDIYも遺品として残される
また、家人がマメな場合、住居の内外に後付で棚等もろもろの設備をお作りになっている場合もございます。
このように付帯設備以外の設置物も、あとあとのことを考えれば、撤去することになります。
さらに、忘れていけないのが外の物置。遺品整理のご依頼をお受けした時点で9割の方は解体撤去を行ないますが、まあいいかと・・のこされる方でも後からやはり解体してとのご依頼を頂くケースも・・・売却時これは撤去しないと売れないからです。
このように、お庭にある物も全てが遺品として残されているわけで、物置がある場合、外回りでトラック1台分の遺品整理が必要となります。
■庭木や植栽まで遺品となる
最後に頭を悩ませるのが庭木となります。今回は庭木の抜根までのご用命であったわけですが、草木は、一部を除きどのような木でも放置すれば、上へ上へとどんどん伸びていきます。やがては電線に到達して、更に大変なことになる場合もあります。木は生き物なのです。
このため室内の遺品整理と共に、庭木の敷地外にはみ出した部位の枝落としや、チェーンソーを使用した地面カットの樹木伐採のご依頼が増えています。中には櫓を組んでチェーンブロックで引き抜く、今回の遺品整理ように抜根までのご依頼もございます。
■遺品整理には草木の処理が必要となる
更に庭石が遺品として残されている場合も整理処分が望まれます。よろずカンパニーは、解体、伐採、庭石撤去、と全ての遺品整理を行っています。
また、同時に家財の移動及び引越しもご依頼頂けまし、家屋の修繕、リフォーム及びクリーニング、仏具のご供養、強力オゾン消臭等、多数の引き出しとノウハウを持っていますので、どのような遺品整理のご相談にも対処できるかと存じます。
また、更に詳しくは、この遺品整理サイトのトップページより、各地区の遺品整理事例やお客様のお声、また遺品整理のお役だち情報および、お急ぎの方の対処法等、すべての遺品整理に対応できる内容となっておりますので、あなたの、遺品整理のお役に立てれば、幸いでございます。
ありがとうございました。
只今、よろずカンパニーが神奈川県・東京都近郊で対応できる地域となります。
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