生前整理/横浜
2020年12月23日
今回のご依頼は、生前整理です。
ご依頼主様は60代のご夫婦で大きな一軒家から近所のマンションへお引越しすることとなり、この機に生前整理をしたいとのことでお電話いただきました。お子様が大人になりもう家を出て大きい家を持て余しているということと、ご主人が病気になってしまい入退院を繰り返していることからお引越しを決めたのだそうです。
先代から住んでいたとのことで物もたくさんありました。息子さんも途中からいらして、残すもの、処分するものを検討してくださいました。判断に迷うものもたくさんあったようですが、そのほとんどがご家族で協力して一旦残すという結論に至りました。私共も、迷ったら保管ということをいつもお勧めしております。数々の現場を経験し、思い出のお品の大切さを十分に理解しているからです。保管した上で死後は処分して構わないと遺言を残すというのも、遺されたご家族に負担をかけずに済むので良い選択でしょう。
生前整理をする意味
生前整理というのは、断捨離とは異なります。不要なものを処分するだけでなく、持ち主が物の行く末を決めることができるというのがポイントです。余生を必要なもの、大切なものだけにかこまれてシンプルに過ごすためであり、残されるご家族の負担を軽くするための大事な儀式なのです。
作業は一日で完了いたしました。
ありがとうございました。