孤独死の清掃/横浜
2020年10月29日
今回のご依頼は、孤独死現場の清掃です。
ご依頼主様はアパートのオーナー様で、亡くなられたのは30代の男性だそうです。2年前の入居時は明るく元気な印象でまさか亡くなるなんて想像もつかなかったとのこと。ショックが大きかったとお話してくださいました。
若者の孤独死
孤独死と聞くと、1人住まいの高齢者が病気や老衰で自宅でひっそり亡くなるのをイメージされる方が多いかと思います。
しかし意外と多いのが30代の若者層なのです。働き盛りで忙しく不規則な生活が続いてしまったり、お酒を飲みすぎてしまったり、健康診断に行く時間をとれなかったりと、健康に気を使う余裕がない方がいらっしゃるようです。また、何かに思い悩んで自殺してしまう方もいらっしゃいます。一人暮らしで地域との関わりがない方は孤独死してしまっても発見しづらいですが、身近に寄り添っていただけるような方がいらして声をかけてくださっていたら少しは違うかもしれません。
死後1ヶ月弱経過してからの発見だったそうで、まずはオゾン消臭を行いました。死臭は一度嗅いだら忘れられない大変強烈な臭いです。市販の消臭剤では消臭することはできません。数日前からオゾン消臭にてしっかり対応させていただきました。その後、お部屋は物が散乱している状況でしたので、ゴミの仕分けをしながら片づけていきました。
最後にオーナー様にお部屋をご確認いただきましたところ、安心したとおっしゃっていただき、本日の作業は完了となりました。
ありがとうございました。