特殊清掃による原状回復/横浜
2019年03月27日
今回のご依頼はとあるアパートで70代の男性が孤独死したとのことで孤独死の特殊清掃と遺品整理でした。故人様は軽度の認知症をわずらっていたそうです。
認知症と孤独死
認知症の怖いところは判断力が低下してしまうこと、感覚がなくなることだと思います。
例えば皆様は暑かったり寒いときの気温変化に対応するとなると暖房・冷房等をつけることによって対策すると思いますが認知症はそういった感覚もなくなってしまい冬でも暖房をつけずに、体が悪くなってしまったりする場合もございます。
認知症の方が1人で暮らすとなると孤独死のリスクがかなり高まります。
家族に介護してもらえるなり、施設に入るなりといった対策が必要ですが、少子化問題が進んでいるためきめ細かい対策自体困難なのが現実です。
故人が発見されたのが死後3週間後だそうです。死体の腐敗の進行が進んでおりましたため、特殊清掃を行いました。
こうしたお仕事をさせていただいておりますと、こうした悲しい死に直面し、高齢化社会の深刻な状況を目の当たりにするわけですが、個人で解決するには困難な問題を、これからの私たちがどのように解決していくのかを、こうしたお仕事でお手伝いさせていただきながら、考えていきたいと思います。
ありがとうございました。