団地の遺品整理の手順/横浜
2015年03月03日
梅の花が咲く季節になりました。高齢化社会を迎えた昨今、遺品整理は季節に関係なく年中行事となっています。
さて今回は、遺品整理のご用命をよく頂戴する団地の片付けについてです。
まず、はじめに確認しなくてはならない事項が、付帯設備の撤去確認です。
民間マンションと違って基本付帯設備以外の物は全て撤去となり、フック一つ残してはなりません。
真新しいエアコンでさえ撤去となります。ただし新しい団地の場合は、お風呂設備は付帯が多くなっているようです。
つぎに、養生と、駐車場の確認が必要となります。
今回は、駐車スペースが少なく、敷地内の通路及び民間施設前の通路をお借りして車両を駐車します。このような段取りを事前に打ち合わせをしっかりと行ってから当日の作業に入ります。
天袋のお片付けですが、どのご家庭も同じですが長年まったく使われていなかったであろう日用品がぎっしりと詰め込まれているものです。
この中の不用品を出すのにも注意が必要ですが、高所の為、奥が見えないため奥の物の取り忘れがよく起きます。脚立などを使って残置物がないかしっかり確認します。
つぎに、エアコンですが、配管を取り外したあとエアコンキャップで穴を塞ぎます。
このような備品についてですが・・・
大概は、入居時に水道関係や便座をウォシュレットに付け替えるかたが多いため、このような付帯でついていた物は退去時に元に戻すように指示があるためどちらかに保管されています。
ただし、エアコンキャップは小さいため無くしてしまう方も結構いらっしゃいます。まあ数百円で購入できるため相殺されるとよいでしょう。
さて今回エアコンは、比較的新しいためご自宅でご使用になるとのことで、ガスを室外機に戻しから再使用できるよう取外します。そして数点の家財と一緒にご家族様のお住いまで運搬のご用命でした。
このような軽作業も当日遺品整理作業と平行して行うことができます。
そして、大きなタンスなどは、養生してお建物にキズがつかないように搬出していきます。
最後に、簡易清掃を行ない遺品整理作業は終了します。
横浜市戸塚区の団地の遺品整理の手順についてご紹介させて頂きました。
お客様より、丁寧な準備ができて安心出来ました・・とのお声を頂きました。
戸塚区の遺品整理事例も、参考にしてください。
ありがとうござました。