団地の遺品整理/横浜市南区
2013年09月05日
この強烈な暑さの為、急増していました遺品整理も多少落ち着きました。
私共にご依頼いただきます遺品整理は、団地・賃貸アパートとマンション・戸建の借家がメインとなるわけはお分かりいただけると思います。子供時代をすごした住処もご両親がいなくなれば戻る人はいません・・。
このような遺品整理はご逝去後すぐにお片付けのご依頼が入ります。要するに無人の住居にも家賃が発生し続けるので現実には感傷に浸っていられないわけです。
しかし話は変わりますが、団地を眺めますとこの猛暑にもかかわらず窓を開放してエアコンを使用していないご家庭が驚くほど多いことに驚かされます。ご高齢の方は我慢強いのか電気代がかかるからかはわかりませんが、これが熱中症をともなう孤独死の一因となっているともいえるでしょう。もちろん孤独死はお一人住まいが殆どですが、ご高齢者の場合お二人で生活していても同時に倒れ、お亡くなりになっていることも現実にあるんです。このような場合エアコンが壊れていたりするケースがほとんどです。
さて2DKの室内の遺品整理ですがお部屋はお2階ということもあって階段運び出しは比較的楽に行えます。
周りのガードや乗用車にキズが及ばないよう養生してトラックに家財を積載していきます。
幾たびもお話していますが、団地は原状回復が絶対条件となります。要するに借りたときの状態に戻すということです。古い団地の場合風呂桶や給湯器なども処分しなければなりません。
さて、2トントラック4台分の家財を搬出した後、釘やフックなど取り残しがないかチェックしてきれいに簡易清掃を済ませお部屋はきれいに原状回復は終わりました。
もう一つのご用件はこちらからアドバイスさせていただきました。ご逝去された方が病気だった場合、インスリンの投与の為注射器などがある場合があります。このようなものは病院への返却処分が必要となります。こちらを生活家財の中から探し出し梱包して返却処分手筈を整えました。
そして最後にお仏壇の処理です。こちらは宗教上のお考えもございますのでご供養をご希望される場合は、画像のようにお客様の代行として供養を受付けてくれるお寺さんまで個別にお運びさせていただきます。合同供養で問題になっているようなゴミと一緒に処分される心配はありません。
ご冥福をお祈りいたします。ありがとうございました。
横浜市南区の遺品整理の事例をご紹介させていただきました。
どうぞ参考にしてください。また南区の代表事例は、こちらでご覧に頂けます。