老前整理/横浜市
2012年07月17日
このところ不動産屋様からのご用命で増えてきているのが、住替えによる老前整理です。
私共は主に遺品整理を多数手がけていますが、入院入所等による整理は、生前整理と呼ばれます。
またシニア世代のお元気な方が余生を考えて行う整理は老前整理とよばれます。状況に応じての整理方法が異なり遺品整理・生前整理の現実は急を要し、経済的負担の軽減を考えて行われます。
その中で老前整理は唯一ご自分の意思が反映される整理といえます。また今は断捨離のブームもあり、自分の意志で身辺をある程度整理しておけば、万一のとき家族の負担軽減にも繋がるわけで、意欲旺盛なシニアの方は自分の事は自分でと行動に移す方が多くなっているという事でしょう。詳しくは、よくわかる「生前整理」を参考にしてください。
さて、お一人住まいであったマンションは4LDKで今後の生活を考えれば広すぎるわけです。そのような理由でこのマンションを売却してより生活しやすいマンションに引っ越されるとのことです。横浜では駅に隣接して建てられるマンションには病院やマーケット等が付随しているタイプが主流になりつつあるとか、確かに高齢になったときは便利かも知れません。
さて、室内は衣類を始めめぼしい物は新居に引越済みでした。新たな生活を始めるにあたって生活家財の殆どは新規購入となる為、いままで使用してきた家財の殆どが処分対象となります。住み替えによる老前整理の処分量は2t車3台と軽トラック1台分。3L4Lクラスのマンションの場合は総じてこのくらいで済むものです。
作業ですが、ご自分で所有されているマンションの場合、後から造作が加えられている場合もあり、今回そのような後から付けられたカラーボックスなども撤去していきます。ただし委託売却の場合は新しいエアコンなどは付帯設備として残すケースもあり管理会社様の指示を厳守しての整理となります。