遺品整理/神奈川県
2012年07月16日
神奈川県下には遺品整理業者が多数います。そこで業者選びで失敗しない為に、お見積もり時に確認されるとよい注意点があります。なぜなら遺品整理という作業は引越しプラスアルファーの作業となるからです。
たとえば、団地での遺品整理の場合で考えますと、まず形見分けするものを分別して梱包しお客様のところまで運搬する。そして新しい家電等などがある場合は買取って搬出する。古い家財はそのまま運び出しリサイクル処分する。食器など細々としたものは素材別にまとめて運び出す。最後に簡易清掃を行う。また、ご要望があれば修繕等を行う。
ようするに室内から全てを運び出す作業は引越しと同じことになります。
しかし引越しと似て非なるところは、引越しは引越し日より以前に前哨部隊が出て全ての荷物を梱包しすぐ運び出しトラックに積載できるよう準備をします。それに比べて遺品整理は当日全ての作業を1日で行います。
ということですので引越は社員1人に後はアルバイトでまかなえる。遺品整理は様々な作業が加わる為アルバイトでは用が足りないという事になります。
しかし全ての家財の量は引越しと同じ量があることは当然です。これだけの多量な物をその場で分別しながら運び出すわけですからいくら運びなれているとはいえウッカリお部屋に傷をつけてしまう可能性が大いにあります。
そこで僕が好きなコマーシャルがアート引越しセンター♪キズ避け作業は標準装備!たぶんあそこまで綺麗にはやらないと思いますが(笑)。引越をなさった方なら経験があると思います。大きな物を運び出す際一回や二回はごつっと!「あやや・・・やっちまったな・・」と壁や柱にぶつけた経験が・・。ということで引越し業者さんはどんな大手でもこの苦い経験を積み重ねてきていますので完璧な養生(プラベニなどでキズ避け作業をすること)をするはずです。
ところがです・・・驚くなかれ、遺品整理業者の半数以上はこの作業をしないでゴツゴツぶつけながら運び出しているのが現実です。まずお見積もり時にはどのような養生をして作業をするのか確かめてみる事が大切です。あとからのトラブルで弁済するのはお客様なのですから。
さて、作業ですが玄関の角、ここはキズが入りやすい箇所です。ここは階段用スチロールで養生します。そして大物、細々としたものと次々とエレベーターでおろして運び出していきます。
今回の遺品整理は11階の団地です。エレベーターは10階にしか止まらない横浜によくあるタイプのつくりです。お部屋から15メートルほど台車で移動して、階段で一階分下ろしてエレベーターに乗せてという時間のかかる作業です。しかし、エレベーターや室内の養生がしっかりできていればこそ安心してスピーディーに作業が行えるのです。