生前整理と店舗閉店/横浜市
2012年07月12日
今、町の商店はグローバル化の波に押し流され価格競争に勝てないのが現実。さらに後を継ぐ方も無く閉店が相次いでいます。特に酒屋さんは大変です。配達するビンビール等は大変重くご高齢者の配達は不可能とのお話です。
ここ横浜のとある駅前の酒店さんも後を継がれる方は無く、閉店による店舗の原状回復と家屋内一式の生前整理のご依頼です。お客様のお住まいはご遠方の為、お見積もり時にシャッターの鍵をお預かりしての後日作業となりました。
さて、一般的な個人商店では下が店舗に、上が住居になっています。
店舗入り口は一筋裏通りに位置していて車が前に駐車できません。そこで店舗入り口のアルミ風防を解体して室内に駐車スペースを作り、いつ家族が車で来ても出入りできるように、という作業も含めたご用命です。
このような作業は様々な電動工具を使用する為、発電機を持込み作業にあたります。風防が取り除かれた後は、エアコン等を取外し業務用冷蔵等一式を解体搬出していきます。
道路封鎖をするまで大掛かりな積み込み作業ではない為、店舗内で撤去物搬出の段取りがほぼ終わった時点で6人全員で一気にトラックに積載して画像のように次々作業を進めます。
また、生活家財一式のお片付は、作業効率を高める為、対面の出入り口より同時進行で搬出積載していきます。このように大きな物の搬出片付けは、人員や車両の配備等の段取りが的確に反映されてこそスムースに行える作業となります。
派遣アルバイト等のヘルプをいれて賄える作業ではないので人員確保にはいつも悩まされます。2t車5台、人員6名、まる1日で無事に作業は終了しました。次回は、表側鉄製外階段の撤去作業へと続きます。