空家の片付け/横浜市保土ヶ谷区
2012年05月14日
遺品整理や空家の整理には、準備が欠かせません。家一件分の家財の処分は大量だからです。今回の家財は、70立方、2トントラック10台近くになります。
また、積載車両より家屋までの距離は、約100mはあり、さらに10mある階段下まで下ろさなければならないという困難な条件です。さらに、車両が止められる道路幅は4 mしかなく大型トラックが通るときはいちいち移動しなければならないという面倒な場所なのです。
保土ヶ谷の住宅地は隆起した丘陵地帯に造成されている変則な地域も多くあります。横浜では保土ヶ谷区に限らずですが・・・。今回のご用命は、長年空家になっていた持ち家の、全ての家財の回収、次に庭木の伐採処分です。
さて、このような運搬条件の場合、家財を一つづつ運び出していては時間がいくらあっても足りませんし、人員もかなりの数、投入しなければならなくなります。このような仕事は段取りが最重要です。軽土木に強いよろずカンパニーでは、ちょっとした工夫で運び出し作業の効率を2倍にあげて進める事が可能です。
二トン車一杯に積み込まれた物は不用品ではありません。安全確保のためのカラーコーンやバーはもとより、これは、家財を下ろすためのスロープを作製する単管、クランプ等の部材なのです。まず、朝一で、単管をくみ、コンパネを留めていきます。横にコンパネをとめて出来上ったのは大きな滑り台です。これが在れば勇気百倍!重量物でも問題なく下ろせます。
それと、このおくにはアパート何件もの家が建っているので、全ての家財を階段占領して下ろす事になれば、住人が通るたびに危険が伴います。人が通るたびに作業を中断しなければなりません。しかしスロープがあれば安全も確保でき迷惑も掛からずスムーズに作業が進められます。約3時間で完成です。次回は運び出し作業へと続きます。
保土ヶ谷区の遺品整理事例とお客様のコメントも参考にしてください。
ありがとうございました。