核家族化と孤独死/横浜
2018年07月17日
ここ数十年の日本では、核家族化が増加しています。戦後の日本社会の仕組みが核家族を前提に作られているものもあり、社会全体が増加要因の一部となっておりました。近年の日本では、核家族増加は当たり前のこととして認知されています。しかし、核家族化に伴い近年増加の一途を辿っている現状として単身世帯の増加があげられます。
孤独死の実態
今回は、孤独死された故人様のお部屋清掃と遺品整理のご依頼でした。住宅近隣の方が最近、故人様を見かけないためオーナー様が家に訪問されたそうです。その際に初めて孤独死されている事実に気づかれたとのことでした。
暑さが厳しくなり、気温に伴い湿度も上昇しています。孤独死された場合、死去されたことに周囲の方は気づきにくいです。死去され対応までの期間が空いてしまうため死臭が発生し、それに伴った弊害によって周囲の方が気づかれるケースがあります。孤独死され周囲の方に気づかれない期間が長く続きますと、周囲の方の環境悪化も心配されます。人は死去後に体液が流れます。その体液によって床などが腐ってしまう恐れがあるからです。死臭がお部屋から取れない場合や床等が腐ってしまいますと、リフォームなどの対応が必要になります。
今回は死去から対応までの日数が浅く周囲の環境悪化の恐れはありませんでした。
しかし、臭いは気になるとのことでしたのでオゾン消臭をし、遺品整理を行いました。
ありがとうございました。