終活 生前整理そして遺品整理/横浜
2017年08月18日
「終わる」「活動」と書いて、「終活(しゅうかつ)」。
若い方々にはまだまだ馴染みのない言葉かもしれません。1998年に週刊誌がつくった造語で、高齢者が、お葬式やお墓の準備を事前に行うことを「終活(しゅうかつ)」といいます。生前整理や遺品整理に携わっておりますと、少子高齢化が進む日本において、今後、「終活」がより一般的になっていくのではないかと考えております。
以前、生前整理した故人様宅の遺品整理
さて、今回は、故人様のご子息様から遺品整理のご依頼でした。故人様はお亡くなりになられる数年前から終活を進められており、その際に、生前整理をお手伝いさせていただいておりました。
こういったご縁で遺品整理のお手伝いをさせていただくことになったわけですが、生前整理済ということもあり、家の中は整理されており、最低限の日用品を残すのみとなっておりました。
家屋の規模にもよりますが、通常の遺品整理では、トラック数台でお伺いするケースが多いのですが、生前整理をなさっておられましたので、トラック1台で十分なお片付けとなりました。
終活の本当の意味
今回、お片付けさせていただいていると、故人様と生前整理の際に、色々とお話させていただいていた記憶が鮮明に蘇ってまいりました。終活によって、遺品整理の手間が省け、さらには費用も抑えることに繋がります。
終活は一般的に、「人生の終わりを締めくくるための準備」と言われておりますが、「残される家族への想いやり」という面もあるのではないでしょうか。
ありがとうございました。