孤独死現場の特殊清掃と遺品整理/横浜
2017年06月09日
一人暮らしをしている老人、いわゆる「独居老人」が年々増えてきています。この独居老人の増加に伴い問題になっているのが「孤独死」です。
高齢者の方の一人暮らしの理由は様々で、配偶者に先立たれてしまったり子どもが遠くに住んでいるケースに加え、未婚のまま高齢になった方や熟年離婚で一人暮らしになったという方も近頃は珍しくありません。
今回はそんな孤独死現場の特殊清掃と遺品整理のご用命でございます。
アパートのオーナー様から至急対応して欲しいというご相談でしたので、すみやかにお見積りをして作業に入ります。
超強力なオゾンミスト消臭をしながらの特殊清掃
一週間たった孤独死の現場は、強い悪臭とハエや蛆が蔓延っています。
そんな中で窓を空けたりしたら近隣への迷惑行為となってしまうため、閉め切った室内での作業となります。
死後一週間経過していますと、部屋全体に腐敗臭が染み込んでしまっているため、通常のオゾン消臭ではなくさらに効果の高い超強力なオゾンミストで消臭いたします。通常のオゾンは濃度を高めるため人体への悪影響から無人の状態で使用しますが、オゾンミストの場合はオゾン濃度を有人下でも安全に使用できるよう配慮されていますので、使用しながら清掃・遺品整理の作業を行えること、また直接匂いの元を断つ作用があるためポテンシャルが高く約2倍の効力があることから所要時間の短縮化でお急ぎ対応の場合も大変有効です。
さらに、オゾンには殺菌効果や害虫忌避という特性を併せ持っているので、孤独死現場のような害虫が発生している場合にも効果を発揮いたします。
今回は死後1週間での発見のため比較的症状も軽く、遺品整理の簡易清掃が終わった時点で特に悪臭の強かった場所に入念にオゾンミスト消臭を行い、部屋の残留している悪臭に対して3日程度のオゾン消臭を行いましたが、発見が遅れてしまったケースでは体液が床下まで染み込んでしまうためリフォームが必要となってきます。
よろずカンパニーでは特殊清掃から遺品整理、リフォームといった原状回復まで一貫した作業をご用命いただけます。
初めての経験だったオーナー様は内心「本当に大丈夫なのか…」と、とても心配されていたそうですが元通りになったお部屋を見て安堵の表情を浮かべ、また何かあればお願いいたします、とお話くださいました。こうしてご依頼主様からの信頼を得る事は大変ありがたい事でございます。
ありがとうございました。