孤独死と特殊清掃/川崎
2017年02月13日
本日は川崎の多摩区から特殊清掃と遺品整理のご依頼。
アパートに住まわれている男性から連絡がとれなくなり、一週間後に訪問した際ベッドの上でお亡くなりになっているところを発見されたようです。
警察の方がご遺体を運び出したのち、ご遺族とアパートの管理人が残された現場の清掃作業に困り我々にご連絡くださったそうです。
作業を開始するにあたりまずは現場の状況を確認、お見積もりをさせていただきお客様から了承をいただいたので作業開始。
特殊清掃作業
こういった現場ではまず多少なりとも害虫が発生しているので、駆除のため殺虫剤を散布し、同時に除菌・消臭のためオゾン消臭器を稼働させます。
その後準備が整い次第、現場にある遺品を不要なものと必要なものに分けていく作業を始めます。
こちらの現場ではお客様に伺いながら遺品を整理していきましたが、現場によってはお客様による作業が困難なことがあり、その場合は弊社が事前に必要なもの不必要なものを伺い選別の代行を行うことも可能です。
遺品整理が終わると次はお部屋の清掃。
幸いなことにご遺体の腐敗液が染み付いたのはベッドのみにとどまり、床までは到達しておらず、発見が比較的早かったことや冬場ということもあり清掃作業自体はそこまで時間がかからず終了。
これが床まで到達してしまった場合は床の張替えが必要となり、一般のハウスクリーニングなどでは対処できなくなってしまいます。
その点我々は特殊清掃だけでなくリフォームまで一貫して行えるため、すべての作業を行うことができます。
ある業者に頼んだけど途中までしか作業をしてくれなかった、複数業者に頼んだら作業内容についてトラブルになり責任所在が曖昧で泣き寝入りしかできなくなった・・そんな話をよく耳にします。
今回のようなご依頼は年々増えつつありますが、時代の流れなのでしょうか。
人々がお互い声を掛け合える社会になればな・・と思ってしまいます。